再生エネ 規制が足かせ
太陽光以外伸びず
風力事業化に5-9年
小水力なら調査1年
3月25日の朝日新聞東京版(朝刊)に掲載された記事から。
2011年03月11日以降に新たな風力発電所ができない理由はここにあるようだ。
「要旨」
固定価格全量買い取り法(FIT法)が2012年7月より始まったが。
三つの壁
1.「送電線への接続」(経済産業省)
系統連系は各電力会社が管理する送電線へ接続する。送電線の容量は発電所→変電所→利用者となっており、風力発電所のために新たな送電線を作るわけではない。
2.「環境アセス」(環境省)
平成24年10月1日より、環境影響評価法(平成9年法律第81号)の対象事業として風力発電所の設置又は変更の工事の事業が追加された。それまでは、自主アセスでした。
3.「農地法」(農林水産省)
農地は整備に税金がつぎ込まれている。保安林も同様である。風力発電のための転用・指定解除は困難。