2013年度内に御前崎港の港湾計画に反映する。
静岡県HPによると
平成25年4月22日:重要港湾「御前崎港」再生可能エネルギー活用民間プロジェクト提案募集について
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-410/omaezaki_energy.html
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概要は以下の通り。
目的(抜粋)
「民間と港湾管理者との連携による「再生可能エネルギー活用民間プロジェクト」を港湾管理者である静岡県が成案化、事業化することを目的とする」
企画提案を求める課題(抜粋)
「今後、御前崎港に「再生可能エネルギー源を利活用する区域」を位置付ける港湾計画の変更や、事業予定者の公募について検討を進める基礎資料とするためプロジェクトの提案を募集」
御前崎港「再生可能エネルギーゾーン」の概況
留意する必要が3点ある。
1.防波堤の外となる「再生可能エネルギーゾーン」の海象条件は厳しく、発電施設の強度等安全性
2.海底は、堅固な土炭岩が露呈していることが推察され、再生可能エネルギー施設等の固定方法
3.シラス・イワシ船曳網や刺網漁業等の許可漁業が営まれており、風力発電施設の低周波等、再生可能エネルギー施設による水産活動への影響
=当該地域は「御前崎共同漁業権域」に含まれないが、隣接している。
企画提案に記載する内容(抜粋)
(1)提案の概要
公有水面の占用位置(設定根拠)
(2)設置方法
設置(固定工法(複数可))と公有水面の占用のあり方
(3)水産活動・環境等への影響
(4)事業実施期間
公有水面の占有期間、発電実施までのスケジュール。
(5)発電電力の活用方法
位置図などは、
・重要港湾「御前崎港」再生可能エネルギー活用民間プロジェクト募集要綱(ZIP:955KB)に添付されています。
募集要綱の図より
(1)「再生可能エネルギーゾーン」
防波堤の外側で、風力発電に使えそうな海域は
防波堤(西)2,270mのうち1800m
防波堤(東)1,200mと防波堤(A)800mと思われる。
=設置できる風車の台数が限られる。
(2)埠頭の増設、海域活用ゾーン(建設発生土砂)(災害発生がれき)がある
この部分は公有水面を埋め立てることになる。
=港湾計画の改訂に伴う埋め立て申請を行う。
さらに、
「港湾における風力発電について -港湾の管理運営との共生のためのマニュアル-」参照