経済産業省のHP
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2013/06/250604-1.html
に以下のように発表
「太鼓山風力発電所及びウインドパーク笠取風力発電所において発生した風車の落下事故に関し、(省略)、一部の設備において不具合が確認されています。」
その不具合は、当面の対応について(一社日本風力発電協会あて)に記載
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2013/06/250604-1-2.pdf
概要は
太鼓山風力発電所事故を踏まえた当面の対応
 1)金属疲労による亀裂と疑われる事象に対し
 ア)補修を行う
   ・第3者の専門家による確認と検証。
   ・補修後の目視検査、打音検査及び非破壊検査による効果確認。
   ・監視強化を継続。通常以上の頻度。
 イ)補修を行わない
   ・亀裂の進展について第3者の専門家による確認。
   ・確認を踏まえた非破壊検査による監視強化。
   ・監視強化をア)よりも高い頻度で継続。
 2)溶接時に生じた微細なキズと疑われる事象に対し
   キズの進展による亀裂となることが考えられる
   ・キズから亀裂への進展について第3者の専門家による確認。
   ・通常実施の頻度での目視検査、打音検査の実施。
   ・確認を踏まえた非破壊検査による監視強化。
 3)風車とタワートップフランジとの接合部におけるボルト破断の事象
   ・締め付け時の導入トルクの適切な管理
   ・速やかにボルトの交換を実施
   ・破断事象の発生した近傍部位を中心に通常以上の頻度での監視強化
ウインドパーク笠取風力発電所事故を踏まえた当面の対応
 ピッチモーターブレーキの磨耗対応!


ここからは、想像です。
 太鼓山風力発電所事故に対しての本命は、
 3)風車とタワートップフランジとの接合部におけるボルト破断の事象
  =トルク制御と監視強化かな
 一方、ウインドパーク笠取風力発電所事故をは
 ピッチモーターブレーキの磨耗対応!
  =制御ソフトウェアかな
なお、産業構造審議会 保安分科会 電力安全小委員会 風力発電設備構造強度ワーキンググループ(第4回)‐配布資料
をよく読みこみ近々再度記載します。